2018/05/28

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 インターネットの普及とともに多くの情報にアクセスすることが容易になりました。五月の終わりにはいろいろなイベントがあります。ヨーロッパのスポーツの多くはリーグが終了して、優勝チームが決まりました。F1は世界三大レースのモナコGP、インディカーではインディ500があってサイクルロードではジロ・デ・イタリアが一か月の戦いに幕を下ろします。NBAも大詰めでカンファレンスファイナルまで来ています。社会人になってエンジニアとしての勉強があったりと完全に情報過多です。いろいろと考えて情報を整理できるようにしていかなければならないと感じる今日この頃です。
 さて、アイルランドでこの度、人工中絶が国民投票で合法になったとのことです。アイルランドは敬虔なカトリック国として有名で人口の九割ほどがカトリック教徒の国です。カトリックは同じ西側のキリスト教のプロテスタントと比べて伝統重視の宗教です。特にアイルランドのような敬虔なカトリック国では中絶などもってのほか同性愛にも厳しい目が向けられていました。離婚も1990年代まで禁止されていました。
 しかしながらカトリックの伝統に固執する悪い側面も近年になって幾分緩和されてきたようで同性婚の合法化に続いて人工中絶の解禁も合法化になる運びとなりました。カトリックの長であるローマ法王も変化を恐れない旨の発言をするなどカトリックの世俗化が目立ちます。
 宗教と世俗の区別がつかない日本にいると宗教の規範とかそういうもののイメージがいまいちわからないことがありますが今回ばかりはある程度は理解できたのでなんでかなと思ったら、カトリックにしろ今の日本にしろ非合理的な伝統に不必要に縛られているところが似ているからじゃないかなと思いました。
 同性婚の面ではアイルランドに先を越されている日本です。何を残すべき伝統として残すのか、今無意識に守っている伝統は本当に誇るべきものなのかを再考すべき時が来ているのではないかと思います。

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