近江鉄道に乗ってきた

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 今年の12月に暇をもらって近江鉄道に乗ってきました。近江鉄道を選択した理由は、この路線が赤字が膨らんでいて財政が厳しいという記事を読んだからです。ちょうど滋賀にも行ったことがなかったのでいい機会と思い行ってきました。

 近江鉄道は西武グループの傘下にある会社です。琵琶湖の西側に三路線を有している。赤字は20年以上続いており、近江八幡と八日市を結ぶ、八日市線を以外は輸送密度が2000人を下回っています。同社は同じ地区でバスも運営しているだけに鉄道として残しておくべきなのかを考慮したいのでしょう。

 そもそも、近江鉄道が地盤としている湖東地域は中山道が通る関係で古くから交通の要所でした。有名な近江商人を数多く輩出している地域で近江八幡は商人の町として栄えていました。また、彦根の近くには伊邪那岐、伊邪那美を奉る多賀大社があり参拝客の輸送なども一つの収益源でした。

 今回は二日に分けて全線に乗ることが出来ました。近江鉄道には「1デイスマイルチケット」という非常にお得な切符があります。金土日および祝日のみの発売ですが880円で乗り放題と非常にお得です。普通に乗るだけでも880円を超えることは普通にあるので観光をするにはこのチケットを前提に動くのもいいと思います。

 まずは、米原から高宮まで行きそこで支線に乗り換えて多賀大社前までのいき多賀大社に参拝しました。金曜日の午後ということもありやはり利用客は少なめでした。米原で少し時間があったのですが新幹線駅のわりにさびれていました。日本各地を回っていると過疎化の波を感じます。利用客の少なさの一因にもなっているのかなと思います。

 多賀大社前から多賀大社までは参道を少し歩きますが平坦な道のりです。参道に少しお店がありましたが平日ということもあり閑散としていたのが印象的でした。

 参拝後は再び電車に乗って本線に戻り八日市へ、八日市で八日市線に乗り換えて太郎坊宮前で降りて太郎坊宮へ参拝しました。太郎坊宮は勝ち運の神様として有名です。スポーツ関係の人も多く参拝されているようです。この神社は山の中腹にあるのでのぼりがきついです。心してかかりましょう。

 駅に戻ってからは八日市線でそのまま、近江八幡まで行き少し街を散策して一泊しました。近江八幡は豊臣秀吉の気付いた城下町として発展しました。伝統的な城下町とともにウィリアム・メレル・ヴォーリズが住んでいた地でもあり近代に建てられた洋館も街に溶け込んでいます。名前のもとになった日牟禮八幡宮とともに見所の多い町になっていると思います。

 二日目はシンプルに近江八幡から貴生川までを乗り通し一通り近江鉄道を乗りつぶしました。感想としてはまずは乗っている人が少ないというのが第一印象です。乗った曜日や時間帯にもよりますが学生がほとんどで一般の利用者は非常に少なかった印象です。また、1デイチケットが非常に安いのも印象的でした。

 古くから発展していた地域だけあって沿線には見所も多い地域だと思います。バスとの兼ね合いもあるとは思いますがぜひとも残って欲しいと思います。ただ、私のような第三者の意見はどうでもよくて沿線の発展のために最適な交通の形態が何なのかを一番に議論を続けてほしいと思います。

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